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和装本

2024年2月更新

和装本の多くは、その原形も含めて歴史を窺い知ることのできる貴重な資料です。そのため、和装本の修理は、元の形を変えない最小限のものであることが重要になります。そこで、修理方法の正しい判断と、正確な技術が求められます。

当館所蔵の和装本の修理のほとんどは館内で行っています。そのことによって、経費を削減し、貴重な資料を館外に持ち出す危険性を回避しています。また、本格修理だけでなく、ちょっとした応急修理を専門技術者の手で迅速に行うことができます。しかも、担当者と技術者のあいだで、修理方法などについての意思疎通も円滑にできます。
なお、修理に当たっては、原形を尊重することのほかに、安全な材料を用いることや、元の状態に戻せること(可逆性)も重要です。そのため、いずれも不純物を含まない、和紙、小麦澱粉から作る生麩糊(しょうふのり)、絹糸、水のみで修理を行います。

虫損直しの画像
虫損直し

裏打ちの画像
裏打ち

詳しい解説は以下のファイルをご覧ください。

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