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大江戸カルチャー  

江戸の学問 / 地本・絵草紙屋  


「寺子屋」ってなに?


稚六芸の内 書数 歌川国貞画

寺子屋とは、子供たちに文字の読み・書き、場所によってはそろばんを教える庶民の教育施設のことです。江戸はもちろん、全国の町や村にありました。
天保[てんぽう]期(1830~1844)にはいちじるしく増加し、正確な数は不明ですが幕末になると全国で15000以上も存在していたと言われています。この寺子屋が江戸時代の人々の高い識字率を支えていたのです。


文学万代の宝(始の巻・末の巻) 一寸子花里画
弘化年間(1844~1848)頃

明治初年の事例になりますが、東京府が行った調査によると寺子屋の師匠(ししょう)の大半は江戸の町民でした。多くは男性でしたが、都市部、特に江戸においては女性の師匠もいました。師匠たちは、寺子屋に学びにやってくる子供たち一人ひとりの親の職業や本人の希望を考え、それぞれにあったカリキュラムを作る個別教育を行っていました。


寺子屋の教科書 ①庭訓往来寺子宝 ②塵劫記水 ③小野篁歌字尽

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