『江戸名所図会 3巻』より「駒場野(こまばの)
斎藤長秋(さいとうちょうしゅう)編 長谷川雪旦(はせがわせったん)画 天保5~7年(1834~1836)刊 加賀文庫256

 目黒区の北部、現在の駒場周辺の絵図で、代々木野から続く広い原でした。ヒバリ、ウズラ、キジ、ウサギの類も多く、享保(1716~1736)以後は15万坪の幕府の御鷹場となっており、薬園も設けられていました。


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