東京築地西本願寺別院は我国建築界の巨匠伊藤忠太博士苦心の作による古代印度風のモダーン寺院、間口四十八間、奥行三十一間の大伽藍、高さ百十尺の異国味豊な円塔を紺碧色艶き築地の空に聳かせ諸行無情の鐘の音もボタン一つで鳴らす電気仕掛のモダンさだ。
詳細(TOKYOアーカイブ)