陸地に一定の住家を持たず、一艘の小船を我が家として、浮草のような日々を送っている水上生活者は、東京だけで一万ニ三千戸、人口にして三万六七千人というのですから、正に地方の小都市に匹敵します。これらの人々の生活は、京橋区明石町河岸にある水上警察署が、その保護と取締の任に当たっています。
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