ブルガリア共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
国民の人種名ブルガール人に由来する。意味は「ボルガ河流域から来た人」。大河を意味するボルガと人を意味するガリに、ラテン語の地名接尾語イアから成る。1908年にブルガリア帝国が成立したが、48年に王政が廃され人民共和国が成立。90年民主化されて現在の国名に変更された。
2 国旗の由来
白は平和と友好、緑は農業と森林、赤は軍隊の勇気と忍耐を表している。19世紀初めのトルコからの独立闘争を支援してくれた同じスラブ民族の帝政ロシアの旗を手本に作られた。ロシア国旗の青の帯を緑に変えた旗で、1878年に国旗となった。第二次世界大戦後、社会主義国となった際、旗の中央に麦と歯車の紋章が加えられたが、民主化された現在は除かれている。
3 面積
約11.1万平方キロメートル(日本の約3分の1)
4 人口
708万人(2017年 世界銀行)
5 首都
ソフィア
6 言語
ブルガリア語
7 宗教
大多数はブルガリア正教(ギリシャ正教等が属する東方教会の一派)。他にイスラム教徒、少数のカトリック教徒、新教徒等
8 豆知識
OECD(経済協力開発機構)の統計によれば、主要国1人当たりのヨーグルトの年間消費量は32㎏で、ブルガリアが世界トップ。ちなみに日本は年間5㎏。