ガンビア共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
ガンビアとは、先住民の言葉で「堤」の意味。15世紀ガンビア川河口に来航したポルトガル人が、それを固有名詞と勘違いしたことによって、ガンビアは、やがて流域地方の地名となり、国名となった。18世紀末からイギリスの植民地となり、1965年イギリス連邦の一員として独立、1970年に共和国となった。
2 国旗の由来
赤は太陽の輝きとサバンナの草原を、緑は豊かな農業と森林を表す。青は国の中央を流れるガンビア川、2本の白線はガンビア川の両岸を走る幹線道路を表し、統一と平和を象徴している。
3 面積
約1.1万平方キロメートル(ほぼ岐阜県の面積)
4 人口
約204万人(2016年 世界銀行)
5 首都
バンジュール
6 言語
英語(公用語)、マンディンゴ語、ウォロフ語、フラ語等
7 宗教
イスラム教(90%)、キリスト教・伝統宗教(10%)
8 豆知識
国土の三方を囲まれている隣国セネガルとの関係が緊密で、1981年に発生したクーデターは防衛協定によりセネガル軍が鎮圧した。これを機に翌82年、軍事・経済面での一体化を目的とした緩やかな国家連合「セネガンビア連邦」が発足、利害対立から89年に連邦は解消されたが、91年には改めてセネガルとの友好協力協定が結ばれた。