モザンビーク共和国
令和元年7月22日更新
基本情報
1 国名の由来
16世紀、バスコ・ダ・ガマが寄港した小島の港名「モサンブコ」に由来する。これは先住民の言葉で「船の集まる所、停泊地」を意味した。やがて、ポルトガル船の寄港地になると、港だけではなく、大陸の内陸部までもモサンブコと呼ばれるようになり、訛ってモザンビークとなった。
2 国旗の由来
左に描かれた紋章は、本と鍬と銃で、それぞれ「勉学・生産・闘争」を意味し、また、知識人、農民、兵士を意味している。星は独立と社会主義の象徴。赤い三角形は宗主国であったポルトガルとの植民地解放闘争において流された血と犠牲を、白い2本の線が平和を象徴している。また、緑は国土と農業を、黒は国民とアフリカ大陸を、黄は鉱物資源を表している。
3 面積
79.9万平方キロメートル(日本の約2倍)
4 人口
約 2,967万人(2017年 世界銀行)
5 首都
マプト
6 言語
ポルトガル語
7 宗教
キリスト教(40%)、イスラム教(20%)、伝統宗教
8 豆知識
モザンビークの女性がスカートのように腰に巻き付けているカラフルな布は伝統的な衣装「カプラナ」。ストールのように羽織ったり、ときには荷物をくるんだりと日本でいう風呂敷のようにも使われる。葬式の際に着用するなど正装としても認識されている。