フィリピン共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
16世紀にこの諸島を植民地としたスペインの皇太子フェリペ(後のフェリペ2世)にちなんで名づけられた。
2 国旗の由来
三角形の白地に描かれているのは太陽と3つの星。太陽は独立と自由を象徴し、8条の光は最初に独立運動に立ちあがた8つの州を表している。3つの星はルソン島、ミンダナオ島、ビサヤ諸島の主要3地域で、白は平和と清浄を、青は理想を、赤は勇気を表す。19世紀末スペインからの独立を目指した時に考案され、1943年に採用された。
3 面積
約29.9万平方キロメートル(日本の約8割)。7,109の島々がある。
4 人口
約1億98万人(2015年 フィリピン国勢調査)
5 首都
マニラ
6 言語
国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語。80前後の言語がある。
7 宗教
ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。
8 豆知識
フィリピン第7代大統領ラモン・マグサイサイの功績を記念して創設された「ラモン・マグサイサイ賞」は、アジアのノーベル賞と言われている。アジア地域で社会貢献に尽力した個人や団体に毎年授与しており、主な受賞者にマザー・テレサ、ダライ・ラマ14世などがいる。