セントビンセント及びグレナディーン諸島
令和元年8月2日更新
基本情報
1 国名の由来
主島のセントビンセント島とその南側の約600の島々からなるグレナディーン諸島の名を合わせたもの。前者はコロンブスが来航した1498年1月22日「聖ビンセンチオの日」にちなんで名付けられ、後者はスペイン語のgranadino「ザクロ」の英語読みで、この諸島で多く見られるパッションフルーツの実がザクロと似ていたため。
2 国旗の由来
中央の三つの菱形は「アンチルの宝石」とも呼ばれ、島名の由来となった聖ビンセンチオの頭文字Vを表すと同時に、約600の島々を表す。また、青はカリブ海と空を、黄は太陽と砂浜を、緑は農産物と国民の活力を表す。
3 面積
390平方キロメートル(五島列島の福江島とほぼ同じ) (2017年 世界銀行)
4 人口
11.0万人(2017年 世界銀行)
5 首都
キングスタウン
6 言語
英語(公用語)、セントビンセント・クレオール語
7 宗教
キリスト教(英国国教会、プロテスタント、カトリック等)等
8 豆知識
テニス界では、「伝説のラケット」製造の地として知られる。1984年から1990年頃まで、ウィルソン社の工場で作られていた「プロスタッフ・ミッド」というラケットは、クリス・エバートやステファン・エドバーグ、ピート・サンプラスら一流選手が愛用していた。