セネガル共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
セネガル川とその流域セネガル地方の名に由来する。セネガル川の語源は、古代都市セネガナやこの地にイスラム教をもたらしたゼナガ人など諸説ある。19世紀末フランス領西アフリカの拠点になり、1958年フランス共同体内の自治共和国となった。1960年マリとともに「マリ連邦」として独立したが、2カ月で連邦を解消し、同年に分離独立した。
2 国旗の由来
旧宗主国のフランスの3色旗を手本に、緑・黄・赤の「アフリカの色」を用いている。中央の星はアフリカの自由のシンボルで、セネガルの単一性も表現している。緑は農業と希望を、黄は富と資源を、赤は独立の苦難と尊い血と犠牲を表す。マリ連邦を結成した経緯があるため、マリの国旗とよく似ている。1960年に採用された。
3 面積
約19.7万平方キロメートル(日本の約半分)
4 人口
1,541万人(2016年 世界銀行)
5 首都
ダカール
6 言語
フランス語(公用語)、ウォロフ語など各民族語
7 宗教
イスラム教95%、キリスト教5%、伝統的宗教
8 豆知識
米食が普及していて、セネガルを代表する料理のひとつに、米と魚、野菜を炊き込んで作る「チェブジェン」がある。現地のウォロフ語で「チェブ」は米、「ジェン」は魚を意味する。