東ティモール民主共和国
令和元年8月21日更新
基本情報
1 国名の由来
「東」という意味のティモール島に由来する。16世紀にポルトガル人がティモール島を征服、その後ポルトガルとオランダによって東西に分割統治された。第二次世界大戦後もポルトガルによる支配が続いたが、1975年に東ティモール民主共和国として独立、翌76年インドネシアに併合された。分離独立闘争を経て2002年に独立した。
2 国旗の由来
黒は4世紀にわたる植民地時代の苦難を表し、白い星は、未来に対する望みを象徴している。黄は矢尻を表しており、独立のための戦いを、また赤は東ティモールの人々が流した血と犠牲を象徴している。2002年の独立と共に掲げられたこの国旗は、インドネシアに併合される前年の1975年11月に独立派の人々によって作られたものである。
3 面積
約1.5万平方キロメートル(東京、千葉、埼玉、神奈川の合計面積とほぼ同じ大きさ)
4 人口
約118.3万人(2015年 東ティモール財務省国政調査)
5 首都
ディリ
6 言語
国語は、テトゥン語及びポルトガル語。実用語に、インドネシア語及び英語。その他多数の部族語が使用されている。
7 宗教
キリスト教99.1%(大半がカトリック)、イスラム教0.79%
8 豆知識
輸出用作物として特にコーヒーの栽培に力を注いでいる。