事例「都立多摩図書館から司書を呼ぶ」・読み聞かせ講座のご案内
都立多摩図書館では、高校生を対象に、絵本の読み聞かせ講座を行っています。
読み聞かせ講座では、当館が作成したリーフレット『読み聞かせに挑戦! 中学生・高校生編』を元に説明を行っています。
このリーフレットには、読み聞かせのノウハウが図解で示されているほか、はじめての読み聞かせにおすすめの絵本が掲載されており、絵本の読み聞かせの基本について知ることができます。
講座の流れ
まず、子供の年齢・発達段階に合った絵本の選び方や、読み聞かせの際のポイントなどについて司書が説明します。図書館から持参した絵本の実物を見せたり、読み聞かせを実演したりしながら話します。
読み聞かせについて理解したら、次は実習です。実習では生徒たちを10人程度のグループに分け、一人一冊ずつ絵本の読み聞かせを行ってもらいます。読み終わったら、読み方や絵本の持ち方等について司書が助言をします。
授業で活用していただいています!
事例1
対象
選択科目「子どもの発達と保育Ⅰ」履修中の高校生
(1日目は2年生22名、2日目は2年生14名と3年生2名)
時間
2時間(2日間で合計4時間)
会場
高校の図書館
事例2
対象
選択科目「発達と保育」履修中の高校3年生16名
時間
2時間
会場
高校の図書館
今度、保育園などに実習に行くため、その事前学習として行いました。
生徒の感想
- 「短い絵本なら簡単かと思ったけど、意外と難しかった。」
- 「絵本はひらがなだらけなので、簡単だと思っていたけれど、漢字のある教科書を読む方が簡単だと感じるくらい、ひらがなだらけの本を読むのは難しかった。」
- 「講座を受けて、自分が小さい頃に幼稚園の先生や図書館の人に読み聞かせをしてもらったことを思い出した。自分が感じたワクワクを、今度は保育園の子供たちに感じてもらえるように練習したい。」
問合せ先
都立多摩図書館 児童青少年資料担当 電話:042-359-4109(直通)