本を使って調べる
目次
- 0. はじめに
- 1. レポート・論文って何!?
- 2. レポート・論文作成のステップ
- 3. テーマを決める
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4.
情報を集めよう!
- 4-1. 図書館で使えるツール(情報源)の紹介
- 4-2. 本を使って調べる
- 4-3. 雑誌・新聞を使って調べる
- 4-4. オンラインデータベースを使って調べる
- 4-5. インターネットを使って調べる
- 4-6. 情報の質を見極めよう
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5.
まとめる・書く
- 5-1. 情報を整理しよう
- 5-2. レポートを書いてみよう
- 5-3. レポート作成の心得3か条
-
6.
都立図書館をもっと上手に利用するために
- 6-1. レファレンスサービスを使おう
- 6-2. 都立図書館Q&A
本を使って調べる方法は2通りあります。
- パソコンで検索
- 本棚をブラブラ
・・・調べた結果を忘れずに記録するようにしましょう。詳しくは「情報を整理しよう」のページをご覧ください。
1.パソコンで検索の場合
都立図書館にある本は、館内にある「OPAC(オパック、Online Public Access Catalog)」という蔵書検索用のパソコンを使えば、タイトルやキーワードなどから検索することができます。
都立図書館ホームページの「蔵書検索」から検索することもできます。詳しい方法は「都立図書館蔵書検索パソコンの使い方」のページを見てみましょう。
キーワードに<東京1964大会のピクトグラム>と入力して検索したけど、何もヒットしません...。
そういうときは、なるべく短い言葉を、スペースで区切って入力してみましょう。例えば<1964 ピクトグラム>というキーワードで検索してみたらどうでしょう?
これでもだめか...。じゃあ、少し検索範囲を広げて<オリンピック ピクトグラム><オリンピック デザイン><ピクトグラム 歴史>といったキーワードで検索してみたらどうでしょう?
こんな本が見つかりました
『東京オリンピック1964デザインプロジェクト』東京国立近代美術館編 東京国立近代美術館 2013.2
この本によると、当時は「ピクトグラム」ではなく、「アイソタイプ」「絵文字」「絵ことば」「シンボル」「シルエット」と呼ばれていたそうです。
『ピクトグラムのおはなし』太田幸夫著 日本規格協会 1995.3
「東京オリンピックでピクトグラムの採用を思いつかせたのは紋章の伝統であった」という驚きの記述を発見!これはレポートで使えるかも。
本棚をブラブラの場合
図書館の本は、同じテーマのものが近くに並んでいます。OPACで検索した本を探しに行くとき、その本の近くの本も見てみると、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
背ラベルの数字を見てみよう。
- 請求記号
- 本の背表紙についている記号。この記号の順に棚に並んでいます。
- 分類番号
- 図書のテーマを表す記号のこと。
図書館の本はNDC分類という規則で分類されています。詳しくは「図書館の本の分類―NDCって何?」を見てみましょう。