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レポート・論文って何!?


初めての中間テストが終わって、一息ついている高校生の木下アリスさん。
このガイドブックの主人公です。
ところが...テストが終わったばかりなのに、さっそく、オリンピックについて自分で調べ、レポートにして提出するという宿題が出ました。

悩んでいる女の子のイラスト

アドバイスする男性のイラスト

アリスさん、とっても不安そうです。
レポートや論文など、自分の考えをまとめる作業は難しそうで苦手という人は多いのかもしれませんね。
ところで、読書感想文や作文とは一体どう違うのでしょうか。

『新明解国語辞典』(山田忠雄編 第7版 三省堂 2012)で、「論文」の項目を見ると、「ある事柄について、筋道を立てて意見を述べた文章」とあります。

詳しく見てみましょう

まず、「ある事柄について」とは、論文で取り上げるテーマを設定するということです。
次に「筋道を立てて意見を述べた」とは、設定したテーマについて「自分の意見・主張を述べる」ということです。ただし「筋道を立てて」という部分に注意です。

例えば、「なぜ○○○なのか(テーマ)、■■■だからだ(意見)」だけではダメです。
自分の意見を読んでいる人に理解してもらえるよう、主観的な見方ではなく、事実やデータを使って客観的に説明することが大切です。

なおレポートは、「自分の意見・主張を述べる」というより「調査した結果を報告する」ものであり、また論文ほどの分量がないという違いはありますが、「ある事柄について筋道を立てて意見を述べる」点は同じです。

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