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第4弾「1台の車とともに...」

2010年2月19日

『10年、10万キロストーリー。』表紙画像

『10年、10万キロストーリー。』というちょっと変わったタイトルに惹かれてこの本を手にしたのは、今から17〜18年前、かつての4階自然科学室の棚でした。本のサブタイトルにもなっているのですが、1台の車に乗り続ける人々25人への取材をまとめたものです。自動車専門月刊誌「NAVI」の人気連載で、しばらくの休載を挟んで再開しましたが最近になり連載は終了しました。(2010年2月号、都立中央図書館で所蔵。)
1台の車を10年または10万キロ乗っていることが一応取材対象ですが、中には20年、30年乗り続けている人もいます。「このクルマより乗りたいクルマが現れなかったから」「まだ乗れるから」「ちょうどいい大きさだから」などなど乗り続ける理由はまさに十人十色です。乗る人のライフスタイルや感性に車がピッタリ合っているということではないでしょうか。
その後この本の続刊が刊行されていることに気づきました。最新の4巻は現在2階の自然科学系の棚に置かれています。(そのほかの3冊は書庫にありますが、カウンターで申込んで読むことができます。)手に取ってみると1台の車に乗り続ける人々の姿は以前と変わりませんが、時代の空気は変わってきているようです。
1台の車に愛着を持ちともに歩み続ける人生。車には詳しくない私ですが、こんなに車を愛せるっていいなと暖かい気分になりました。車に詳しい方、好きな方ならなおのこと共感できることがあると思います。都立図書館には4冊揃っています。

『10年、10万キロストーリー。』 金子浩久著 二玄社 1992年刊 

『10年、10万キロストーリー。 2』 金子浩久著 二玄社 1996年刊

『10年、10万キロストーリー。 3』 金子浩久著 二玄社 2000年刊

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