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第8弾「古地図 ヨーロッパから見た日本」

2010年3月24日

『西欧古版日本地図精選 Early European maps of Japan』表紙画像

『西欧古版日本地図精選 Early European maps of Japan』表紙画像

都立図書館では、いわゆる図書の他、絵図・地図・軸物などの資料も数多く所蔵しています。初版の貴重な資料や装飾的な複製資料も多数あります。今回は、見た目にも美しい、西欧作成の日本古地図複製版を紹介します。いつでも気軽に触って楽しんでいただける資料です。

『西欧古版日本地図精選 Early European maps of Japan』雄松堂書店 2001年刊

16世紀後半、日本についての情報が詳しく伝達されるにつれ、アジア図の端の小さな島としてだけではなく、日本のみを表した「日本図」が西欧で作成されていきます。こうした古地図は、美術的な価値を持つとともに、作成当時の人々の、日本に対するイメージを窺い知る手段にもなり得ます。
今回紹介する資料は、西欧で作成された「日本図」から、装飾的な美しさなどを基準として精選・再現された色刷りの地図12枚と解説書です。画像はマテウス・ゾイター作図「日本帝国」(1740年頃)です(雄松堂書店編集画像)。右下に、徳川の葵紋が描かれています。
12枚の地図を見比べて、当時の人々の日本に対するイメージ、想像から現実に近づく時代変遷に思いを馳せてはいかがでしょうか。普段は書庫にありますが、カウンターで申し込んでご覧いただけます。ぜひ、実際に1枚1枚手にとって見ていただきたいと思います。

『切手が伝える地図の世界史 探検家と地図を作った人々』西海隆夫著 彩流社 2008年刊

もう1点、風変わりなテーマの本を紹介します。
地図は文字よりも古くから存在しました。無文字社会の時代から、古代・大航海時代、そして現在まで、探検家と「地図」の歴史について、美しい切手でたどっています。切手の収録は400枚以上になります。

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