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第26回 『改革』

平成29年7月31日作成

伝統って変えられるの?選手や役員をどう動機づければ望む成果を出せるのか?井上康生監督は一体何をしたのだろう?監督自身からそれを聞きたい!そんな気持ちでこの本を手に取りました。

リオデジャネイロオリンピックで出場した全階級でメダルを獲得した柔道日本男子。金メダルゼロを酷評されたロンドンオリンピックから僅か4年後の快挙でした。その間彼がまず行ったのは「目標」の見直しです。「常に世界一であり続けること」から「オリンピックで結果を出すこと」へ。すると計画は「4年スパン」と定まりました。同時に選手一人ひとりを観察、自らの経験や考えに照らして声をかけていきます。それが彼らの意識を改めることとなりました。柔道界さらには世界の常識を変えていく端緒です。

「○○改革」という言葉の溢れる今、なぜ筆者がこのシンプルな二文字だけをタイトルに選んだのか、思いの迫る一冊です。

『改革』 表紙画像

『改革』 井上康生著 ポプラ社 2016.12 (都立中央図書館請求記号:789.2/5258/2016)

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