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第1回 『なぜぼくが新国立競技場をつくるのか』

平成28年7月5日作成

混乱のプロジェクトを引きうけた建築家に相応しく、サブタイトルの「建築家・隈研吾の覚悟」もかっこいい!さぞや熱い思いがぎっしり詰まっているだろうと思って読んでみると、意外とクールな面も。仕事哲学は「呼ばれたらやる」スタンスに徹すること、「自分の技を磨き、自分の仕事への信頼を周囲から獲得する」ことだそうです。プロジェクトの最初は一所懸命にみんなの話を聞く、風通しのいい場をつくるために聞き役に徹する、妥協とは大人が備えるべき高い能力の一つとつづるあたりは、冷静な黒子のように思えます。本の後半からはプロジェクトに挑戦したモチベーションが語られ、力強いリーダーの姿が見えてきます。クールな隈さんと情熱の隈さんの仕事ぶりに、ぐいぐいと引き込まれる本です。

書籍「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」表紙画像

『なぜぼくが新国立競技場をつくるのか』隈研吾著 日経BP社 2016.5(中央図書館請求記号:526.7/5056/2016)

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